あ、免許は無事に受かりました。〜安曇野で過ごした日々の巻〜
実家にて、時間があるので
朝イチで妹母父のお弁当を作った。
妹はキャラ弁にしてあげた。
わたしも、数々の保護者のキャラ弁を見てきた先生だ。
お手の物である。
妹に喜んで貰いたかったけれど、帰ってきて感想を聞いたら
「あれ顔だったの?」
…どうやら眉毛と口が、上蓋にくっついていたらしい。
これこそ水の泡。悲しかった。
そらから2時間くらい玄関の落ち葉をひたすら掃いた。
実家の土地の面積は550坪。
聞こえだけは大金持ち。
ただし3分2は木であるし、生えてる木が柏の木で落ち葉がひどい。
柏の葉は落葉樹でどんどん落ちる。
昔の人は落ちる葉を、子孫繁栄の意味で縁起の良い物にしたらしいけれど、
マジで切りたい。
綺麗な庭とは程遠く、落ち葉が膝あたりまで積もっている。
二時間かけて、玄関の落ち葉を掃くのがやっとだった。
しかし庭は緑が豊か。
草木が豊か。
新緑が綺麗。
GWの時が一番綺麗。
たくさん咲いているから、リビングに飾ろうと思うけど、
空に向かって伸びているのを見ると、躊躇われる。その気持ちは一瞬で捨て、切った。
オシャレな感じで撮ってるけど
実際撮っている人間は超ジャージ。
エプロンつけて、首にはガーゼまいてるゼ。
おばあちゃん(85)が、散歩しようと誘ってくれたから、お昼ご飯を食べに散歩する事にした。
道端にこんなお家を発見。
中を見てみたい。
どんな気分なんだろうか。
地震にはどのくらい耐えられるのだろうか。
小洒落たカフェを発見して、入る事にした。
おばあちゃんには少し若々しいけれど、当の本人はなにも気にしていなかったから私も気にしなかった。
おばあちゃんとゆっくりとした時間を過ごした。
久しぶりに、私と会うおばあちゃんは嬉しそうで、私も穏やかな気持ちになった。
ただばあちゃんは耳が遠い。
大きな声で話さないと届かない。
静かなオシャレなカフェで、会話が響く。
恥ずかしくはなかった。
帰り道にギャラリーを見つける。
おばあちゃんが、行こうと言うので、観に行くことにした。
中は撮影していないが、とても綺麗な陶器とガラスのギャラリーだった。
神戸の祖母が器好きなので、なにかお土産にと思ったけれど、気にいるかな、気に入らないかな、と考えすぎて結局分からなくなり、
これだけ買って帰宅した。
よく考えたらこれだけはどこでも買えそうだ。
小さな一輪挿し。
春だから、少しくらい浮かれても良いでしょう。
オシャレな感じ。
まあ実際廊下の壁に飾ったけれど、
ここだけ花瓶飾られて
明らかにアンバランス。
写真の力とは素晴らしい。
なんでもオッシャーに見える。
世の中に楽しそうで素敵そうで輝いている写真が多すぎる。
特別で、キラキラしている。しすぎてんだろ。
そんな写真を見て、
「あーまじでなんでわたしはこんなに日々つまんなく生きているんだろう死にたい」「可愛く無い、センスが無い、輝いてない。ああ死にたい」「なに?なんなのあの青々とした青空?空って繋がってんじゃ無いの?私の空は灰色ですけど?なんであんなに青々としているんですか?あー死にたい」と感じる人へ。少しでも安心してくださいね。
実際わたしははこんなもんです。
なにも繕えません。
これからも等身大で生きていきたい。
そう思っています。
しばらくの間の日々をアップします。