カノコブログ

ただいまフィリピン留学中〜!食べることが大好きな、観音様似な人間のブログです。

わたしは知る。こういうことで、怒る人もいるんだなあ、という事を。

小学校での兄。


担任の先生にいじめられまくっていた。(天罰)


3、4年生の時は毎日の様に怒られて、廊下に立たされて一日終わった日もあった。

ただ、5.6年生の時は先生に恵まれたようだった。が、問題はよく起こしていた。



ある日、帰宅後に担任の先生から我が家に電話が入ったことがあった。


ひどいあだ名をつけられて嫌がっているのに、一向に呼ぶのをやめてくれない兄に、
あだ名をつけられた友達が母親に言付けて、
母親から担任に連絡が来た…との内容の電話だった。


テーブルに座り、母は兄に聞く。

母「あんた〜、先生から電話あったわよ。タイチくんに何てあだ名をつけたの?」

兄「いやあいつが先に俺のあだ名をつけてきたんだよ」

母「なんて?」

兄「まきぐそうたって」

(兄の名前はそうたくん)

母「」(すでに半笑いの母)

母「それで?」

兄「だから俺さ、めちゃくちゃ考えてさ。思いついたんだよ!

兄「はらぐちんこたいちんぺいって!

(お相手の名前ははらぐち たいちくん(仮))

すでにわたしは大爆笑してた。そして母。

母「うまい!!よお考えついた!!」


もちろん大爆笑していた。
この母にして、この兄である。

母は褒めていたが、担任から連絡があり、しかも先方が怒っているとあるからには話に行かなくちゃいけない。
夜ご飯の前の18時頃だっただろうか。

母と兄、わたしはハラグチ家を訪問する。

今でもよく覚えている。

玄関にて話し込み、母は、
「ごめんなさいね、うちの子が〜!」
と笑顔で軽く行く。

対してあちらのお母様は、不機嫌オーラバリバリ
「は?うちの子嫌がってるんですよ?」
という感じだった。

(母は、こういう時は本当に強い。
相手を最終は怒らせないように、上手いこと空気を明るく変えていく。)

結局解決方法は、
・もう二人ともお互いのあだ名を言わない
という至極普通の結果だった。

二人は仲直りの証として握手を交わし
また明日、とさようならをしたのである。








帰りの車の中、

母「仲直りの握手って…(笑)」

母「いいやんなあ。」

母「まきぐそうたはらぐちんこたいちんぺいも二人とも天才やん。上手いこと言ったなあ。」

母「まあ、そうたの方が、名字もつけてのあだ名やから、一枚上手やで!すごいやん」




そう褒めていた。
わたしはたぶん一生忘れない。

このあだ名は天才的である
と言うことを。



そして思った。

よのなかには、こんなこどものあだなで、おこるおかさあんも 、いるんだなあ




2年生だった。








そんな小学生時代を経て、兄は中学生になる。

まだまだ私は小学生。
兄は中学生。
中学生といえば、そう!思春期。
そして反抗期。



中学生の兄は酷かった。
母にはまだしも、私に不機嫌を当たり散らし、蹴る叩くは毎日だった。

不機嫌な兄がなにやれいちゃもんをつけてくるのだか、なにせ口で勝つのはわたしなので、より拍車をかけて怒らせて、蹴られる毎日だった。

この頃は、毎日毎日本当に腹ただしく、
こいつが今死んでも絶対に泣かない自信ある
と、常日頃思っていた。



そしてそんな絵に描いたような反抗期の兄、中学生時代、事件を起こす。







次回!

〜や◯ざの娘と付き合って!マリーアントワネットを想う。の巻〜












乞うご期待。